夜だかは、どこまでも、どこまでも、まっすぐに空へのぼって行きました。もう山焼けの火はたばこの吸殻のくらいにしか見えません。よだかはのぼってのぼって行きました。

宮沢賢治   宮沢賢治傑作選

, 6, 2018-02-20, 4814668716/2197
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