では、そのように重んじられてきたこの書の古典としての価値はどこにあるのであろう。(中略)個別的な戦争技術としての価値もさることながら、それを越え出て、さらに日常処世のうえから人生の在り方の問題にまでわたって深刻な思索を誘うものが、そこにはある。

金谷治   孫子

, 7, 2019-12-05, 4003320719/2556
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